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吉田サバニ造船

沖縄に伝わる木造帆船「サバニ」

沖縄の島々に息づく海洋文化の中で育まれてきたのがサバニである。木の特性を最大限に生かす曲げやすり合わせの技法によって形づくられ、船体は鉄釘を使わず、本はぎと呼ばれる継ぎの技法を用い、ふんどうや竹釘で強固に組み上げられる。これらは古くから受け継がれてきた技と工夫であり、外洋の波にも耐える合理的な構造を生み出してきた。帆とエークを操り進むサバニは、海と向き合い続けてきた先人たちの深い知恵を、今に静かに伝えている。

沖縄に伝わる木造帆船「サバニ」のドキュメンタリー

世代を超えた航海 -Voyage Across Generations-

沖縄の海を駆け巡っていた木造帆船「サバニ」 
竹富島でも漁、米などの物資輸送にサバニが使われていたが、近代化が進む中でサバニは使われなくなった。
先人の知恵、文化、自然との繋がりをサバニを通じて取り戻したいと、上勢頭 輝 氏は、サバニ船大工の吉田 友厚に「竹富丸」を発注。
これは「竹富丸」の起工から完成までの記録。

沖縄に伝わる木造帆船「サバニ」のドキュメンタリー

ドキュメンタリー映画『丸木舟とUFO』

2021年 ”縄文号とパクール号の航海”の水本博之監督によって作られた吉田サバニ造船とその地域を描くドキュメンタリー映画です。
沖縄本島よりも台湾のほうがずっと近い石垣島。東京から、その限界集落に移住した夫婦が集落の先輩たちと喜怒哀楽を共にしながら家族のような関係を築いていきます。
そして誰もが食っていけるわけない、と馬鹿にする船大工になって、夢だった丸木舟を作り始めるのでした。

島の海洋文化を未来につなげる

風の根プロジェクト

”石垣島の琉球松を使い丸木舟を造ることに決めたのは、立っている木を見たとき舟が見えたから。” 
伐採時期を過ぎ、やがて朽ちて倒れようとしている老木を目の前にして怯み、
自分にこの大木を切り、舟にする資格があるのか自問自答しました。
人が使うために植林された樹木が使うことがなく放置されている。
人々は途方もなく長い時間、付き合ってきた木との共生をいつやめてしまったのか?
植える事が善で伐採することは悪なのか?
私は覚悟を決めました。
木が朽ちる前に切り、活かして用いることにしました。
この丸木舟が完成するころ、答えは近づいてくるかもしれない。
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©YOSHIDA SABANI

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